日本が後進国へ開発支援などを行うときに、よく『釣った魚を与えるよりも、釣り方を教えるべきだと』などといいます。
それでなくても空元気の日本の子供達は、ホームステイなどでばらばらにされると
それこそ借りてきた猫みたいにシュンとなってしまいます。
折角だからいろんなことをさせようとすればするほど、
どこか具合でも悪いのかとホストファミリーを心配させるほど
子供達は元気をなくすのです。
大人でありながら同じような経験をしてきた私には、
気持ちはよくわかります。
いろんなことを経験させようとすればするほど
子供達は、へこんでいくのです。
或る時に気が付きました。
教えるよりも、自分が先にやってみろう!・・・と
楽しそうなことは、自分が先に楽しんでやろうと・・・
下手な英語も堂々と使ってみせてやろうと・・・・
間違いや失敗をしても平気でいてみせようと・・・・
(間違いや失敗は簡単に地で行けます。)
“大“”の大人が失敗をすると子供たちは、それを喜んで
馬鹿にしながらだんだんすり寄ってきます。
『じゃあ 次は君の番だ!』
馬鹿にした分だけ、頑張らなければなりません。
なあ~だ こんな簡単な方法であるんだ!!
まんまと子供達は私の術中にはまっていきます。
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